★3/9(土)+3/10(日) モバイルハウス・ワークキャンプ × 自然エネルギー自給 WS ★
~エネルギー自給しながら家を持ち運ぶ暮らし・・・!?~
3.11をきっかけに起こった福島の原子力事故を受けて、今、大きな注目を集める自然エネルギー。
このWSは、現在関西で各家庭に手作りの電気を自給するプロジェクトを行っている『なんば電力』と、遠州の治水、林業など多方面の基礎を築いた金原明善の遺志を継ぐ金原財団が計画している持ち運びの家・モバイルハウスを融合させた魅力的なワークショップです。(なんば電力・金原財団の詳細は下記をご覧ください)
今後30年以内に87%の確立でやってくる東海大震災が起こった時に、何が起こるのかを考えることを大切にしながら、個人の家庭やコミュニティに焦点を当てたWSにもなっています。
簡単に持ち運びができ自由自在に動き回れる家『モバイルハウス 』や、自然エネルギーでパソコンや携帯が充電できるソーラーキットは、災害などの有事の際に、大きな力を働かせてくれるバックアップになります。 (もちろん日常ではカフェや、施術室、小さな移動式別荘などの利用も・・・!?)
自立した暮らしの場や、自分自身がエネルギー自給することで地域のしなやかで力強い自立につながる。問題が解決策そのものになっていくとてもユニークなWSです。
このWSを機に遠州でエネルギー自給を目指すチーム遠州電力が立ち上がる予定です。
当日は、家庭内のエネルギー自給の普及で活動している、トランジション大阪のなんば電力の林さんをお招きしての電力自給のお話や、遠州電力(3/9.10に正式立ち上げ)のゆきひでさんと小林さんが、モバイルハウスの取りかかりとして、素人でも制作可能なリヤカー・モバイルハウスを手作りしていきます。
持続可能な社会への移行を目指した様々な団体のコラボレーションで送る、次世 代の暮らしを創る夢いっぱいのBIGイベ ント。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております♪ ※モバイルハウスのイメージはこちら
日時:1日目 3月9日(土) 10:30~17:00 (終了後に交流会を予定しております
実験的リヤカー・モバイルハウスをつくる・ワークキャンプ
10:30 受付
11:00 モバイルハウスと浦川スマートビレッジのお話
12:00 ランチ
13:00 持ち運びできる家『TT実験・モバイルハウス』をみんなでつくろう♪
なぜ我々はリヤカーでモバイルハウスをつくるにいたったのか・・・
石野家プロジェクトX リヤカーモバイルハウス
17:30 東栄温泉にて 温泉と夕食&シェアリング ※夕食は各自東栄温泉で
19:00 世界で同時多発する自給自立する地域の今『In trasition2.0』上映会
20:30 トランジション・エネルギーMT 遠州電力×なんば電力×TUBE電力 ご当地で楽しく考えるエネルギー自給語り合い♪
2日目 3月10日(日) 10:30~17:00
マイ・ソーラー発電キット手作りワークショップ
7:00 朝ヨガ (浦川キャンプ場にて)
8:30 朝食
10:30 受付
11:00 エネルギー自給しよう♪ なんば電力・林さんのお話
12:00 ランチ
13:00 自然エネルギー自給 Myソーラー発電機を手づくりしよう♪
組み立て方・動作の注意点 50Wで使えるモノってなんだろう??
17:00 クローズ&シェアリング & 遠州電力設立宣言
場所:〒431-3906 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川3454-12 最寄駅 飯田線『浦川』駅
電話/FAX: 053-967-2449 地図
WEB: http://urakawacamp.com/map.php
参加費 1日目のワークキャンプ参加 ¥1,000(保険代・施設利用料)
2日目 ソーラーキットWSの 参加¥3,500 (保険料・資料代・運営代込 ※食事代別)
★ソーラーキットお持ち帰り参加 +¥43,000
両日参加 ¥4,500 ★ソーラーキットお持ち帰りの方 ¥43,000
ソーラーキット申込締切:2/23(土)
参加のみの申込締切:3/2(土)
※食の持参が難しいようでしたら、一食+¥500でお食事をおつくりします♪ ※浦川キャンプ場へお泊りの方は宿泊代をシェアする形でお泊りすることも可能です(¥20,000 ÷ 宿泊人数)
※お食事は各自、持参か自炊・浦川のスーパーなどで購入となります。
近隣の宿泊所
①佐久間浦川キャンプ場 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川3454-12 TEL053-967-2449
②おかめ 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川2775 TEL053-967-2631
③山西屋旅館 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川2820-88 TEL 053-967-2608
④新喜屋 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川2721 TEL 053-967-2553
⑤清流荘 静岡県浜松市天竜区佐久間町浦川2254-1-1 TEL 053-967-3146
講師: なんば電力 林さん & 実験モバイルハウス 遠州電力 小林さん&ゆきひでさん
持ち物:1日目 DIY工具(お持ちの方) 、マイ食器(器、スプーン、箸、コップなど)
2日目 ※ある人のみ、はんだごて、ラジオペンチ、ドライバー、ワイヤーストリッパー
マイ食器(器、スプーン、箸、コップなど)
※寒さ対策の為、服装や寝具にご注意ください。
★お申込み&お問合せ先:遠州電力★
・お申し込みフォーム
☆名前 ☆住所 ☆連絡先 ☆宿泊所シェアの希望(浦川キャンプ場)
☆こちらにお食事をご依頼の方はその数を1食¥500(1日目昼 2日目朝・昼)
☆参加日・ソ ーラーキットの持ち帰りの有無 (3/9 or 3/10 or 両日 + ソーラーキットのお申込み)
を下記のメールアドレスにてお申し込みください。
i.yukihide☆gmail.com(☆を@に変えて) or TEL:090-9949-8736(ゆきひで)
ソーラーキット申込締切:2/23(土)
参加のみの申込締切:3/2(土)
主催 遠州トランジションタウン・遠州電力http://tthamamatsu.hamazo.tv/
共催 金原財団 × なんば電力http://www.nambadenryoku.org/
協賛 パーマカルチャー中部 http://percultube.jimdo.com/
★1日目 モバイルハウスの内容★
金原財団の石井さん提案による素人でも作れるモバイルハウス(持ち運びのできる家)と、浦川スマートビレッジ(エコビレッジ)に向けたお話。
今回は『リヤカーで運べる家』をコンセプトに、実験的にみんなでモバイルハウスのデザインや組み立て方に参加し、今後のモバイルハウスのあり方を考えていきます。
できあがったモバイルハウスは、今後小さなCAFEやお店などに変身し、ユニークな機能をもたせながら、遠州を駆け巡る予定です。
実際に一つの現物をつくることで、今後どのようなモバイルハウスの可能性があるのかをみんなで楽しく妄想していきましょう♪
★2日目 ソーラーパネル・キットの内容★
①太陽光パネル蓄発電キット
・太陽光パネル50W
・チャージコントローラー 12A
・蓄電池 38A/h
・インバーター 250W
このキットで、電気を作って、貯めて、使うことができます。WSでは、接続方法について、工具を使って、ゆっくりとやっていきます。
写真
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=205663019565364&set=a.205663016232031.49561.193349577463375&type=1&theater
遠州電力について http://tthamamatsu.hamazo.tv/e4163746.html
◎なんば電力さんの ご紹介◎
なんば電力とは? なんば電力の目的。 『エネルギーを通して豊かさの再定義をする。』
こんにちはなんば電力 戦略企画室長の林です。
エネルギーを通して、豊かさの再定義をする。
なんば電力の目的は、エネルギー課題をきっかけにして、今まで、他人任せ、お上任せにしてきたあらゆることを、私たち市民の手にたぐり寄せること。そして、無自覚だった諸所の物事を見つけなおし、その中で、豊かさを再定義をし、実行していくことです。
また、ローカル地域の自治体が、強く、賢くなることを目指します。
住んでいる場所、仕事をしている場所、日常的にいる機会が多い場所でなければ、真の意味で、その土地や環境に対して本気になって考えることはできません。それは、自然環境といった 問題だけではなく、政治も含めた包括的な、地域運営の在り方についても同様です。だからこそ、環境を共有しているローカルで人と人を結びつき、問題や悩み、解決を共有し、強く賢く楽しい、自治体はそういう方向に向かうといいです。
トランジションタウンに、そのヒントはあります。ヴィジョンを共有し、新しい豊かさについて考え、行動していきましょう。
第一段階として
まず、実際に電気を作って、貯めて、使ってみましょう。
ワークショップを通して、実際に発電システムを作ることで、エネルギーが有限であることや、見直すべき生活様式について、みんなで考え、実行していきたいと思います。
なんば電力がワークショップを通して伝えたいこと。
①電気の作り方、貯め方、を知ること。
太陽光パネル、バッテリー、インバーター、これらのツールを自分の手で組み立てて、電気を作り、貯め、使ってみましょう。電気に関する特別な知識は必要ありません。
実際にやってみること。それだけが確信をもてる唯一のことです。
②依存をやめること。
エネルギーを作り、蓄め、使うことができれば、電気を既存の電力会社から100%供給されているという依存体質から抜けることができます。たくましく豊かに生きていくには、個人個人が強くなることも重要です。
③みんなでやる楽しさを共有すること
エネルギーや食糧、様々なことに対して、問題意識 をもって いるのは、あなただけではありません。
新しい仲間との出会い、分かち合える認識や問題意識、1人ではできない、感じれないことがあります。
【金原治山治水財団とは】
遠州が生んだ偉人・金原明善が、1899年(明治32年)に天竜川から三方原に水を流し、田畑に水を供給する計画を立てたが、両計画とも経済的、技術的な理由で県の許可が下りず1904年(明治37年)に事業を行うため明善自身の財産を提供し「金原疏水財団」を設立した。金原疏水財団を設立。その後、財団法人金原治水財団と改称された。現在は、金原明善の生家の管理運営と浜松市天竜区の龍山、佐久間一帯に広がる合計1100haの森林を保全し林業業界を牽引する事業を推進している。
【金原明善とは】
金原明善は、天竜川の治水事業、北海道開拓・植林事業など近代日本の発展に活躍した人物。
明善は天保三年( 1832)に天竜川下流の遠江國長上郡安間村(現浜松市安間町)に生まれた。幼い頃から、たび重なる天竜川の水害による惨禍を身を以て体験した明善は、天竜川水系の治山治水と開発こそこの遠州の人たちの幸せを高める唯一の道であると、確信して以来自分の資産のすべてを投じ、寝食も忘れてこの大事業を実行し、大正十二年(1923)大きな業績を残して九十二歳の生涯を閉じた。明善は、「天竜川の治水事業」「植林事業」「天竜運輸」「天竜木材」の創設、「北海道の開拓」さらには、現在の更生保険制度の原点といわれる「出獄人保護事業」など、近代日本の発展の礎をつくりあげてきた。