
10/17(日)には、オールトランジションとして、日比谷公園で開催された、種まき大作戦の大地に感謝する収穫祭「土と平和の祭典」に、ブース参加してきました。 ”東京の真ん中、日比谷公園・にれの木広場に「人と自然とつながる暮らし」をテーマにした「トランジションタウン&エコビレッジ」が出現。人と自然が循環する暮らしには、おいしい、うれしい、楽しい事がいっぱい。気軽に一日コミュニティ体験しちゃいましょう!” by kco

”俊郎さんに出演していただいたステージ平和のトークでは、エコビレッジとトランジションタウンの紹介をし、海外で生まれた2つの概念が日本の農村でも役に立つの? というお話をしました。限られた時間で、詳しい活動の内容までは話せなかったのですが、俊郎さんの「エコビレッジもトランジションもめざしているのは同じ。トランジションは枠をつくらないで広げていく」という言葉がTTの活動をよく表していたなあと思います。” by kco

ブースの横でたたずむのは、小金井のポールさん。日本のTTのシンボルの一人ともいえる、大きくて心やさしくい英国人です。ブース前では、鎌倉のマキちゃんの布ナプキンワークショップ。お客さんがたえず、ずっと「ちくちく」縫っていました。また、オサムちゃんのくるくる市も、どんどん古着の洋服が回転していて、周りが生産物や食事ばかりのにぎやかなブースの中で、逆に目立っていました。

ブースのもう一方の前の看板には、トランジション・タウンのポスターと、藤野の地域通貨「よろず屋」を説明した、ステキなパネルが飾られ、通りすがりの人々の目をひいていたようです。

そして、トランジション・ジャパンの2人、藤野のみかえさんと、種まき大作戦のkocちゃんがトークで参加した「いきものカフェ」。 ”ここでは、アメリカの食事情を紹介した映画「フード インク」ダイジェスト版の上映と生物多様性と絡めたトークが4回開催され、その最後の回に参加させていただきました。映画には大量生産、大量消費が生む社会の歪みが描かれていました。遺伝子組み換え食品、農薬を使う集約型農業、食品加工業のオートメーション化、ファーストフードの弊害などなど、今ある食の問題を集めた濃厚な内容。食と経済、グローバリズムが生み出した問題がリアルに表現されていました。 実はこれ、種まき大作戦の根っこの部分なんです。軽いノリの種まき大作戦ですが、目的は社会変革。上に書いたような社会問題を解決するのは農的暮らしだという事から、都会人が手軽に楽しめるスタイルに加工して、農へのアプローチをしています。買うものや買う場所を変えるだけで変化をうむことができる。自分でつくればもっと世界は変わる。” by kco