2014年11月16日 明治学院大学 白金キャンパスにて
地域から始める未来デザイン
〜すでにはじまっている 持続可能な暮らし発表会
今回も、準備や運営に関わったのは、約20名。
みんな、今回のテーマ“希望”を胸に、それぞれが動きました。
私たちのまわりには、大きな不安や困難がある。その中で地域で、仲間でつながることによって、希望を見いだして生きている!そんな私たちの元気な生き方を紹介したい!
誰かの、何かのきっかけになれば!!
そんな思いで、動き始めた今回のシンポジウム。
その様子をレポートしますね。
9時集合。
みんな全国からやってきます。
この会場で何がおこるのか、わくわくしながら打ち合わせ。

第1部
10:30~ 「In Transition 2.0」上映
11:30~ トランジション・タウンの説明
が始まりました。

説明は、トランジションジャパン協同代表の吉田俊郎さん。

休憩中は、司会の吉岡 翔一朗くん(TT浜松)から、全国のサテライト会場に向けてレポートしています。
浜松
京都
鈴鹿・アズワン
大阪
大阪☆中津
沖縄・おーがにっくいとまんchu
の各TTに中継していました。

第2部
各トランジションタウン活動事例紹介
T鎌倉、T浜松、T世田谷、T鈴鹿、リエコノミー(T浜松の取組み)
がはじまりました!
*トランジション鎌倉*
「鎌倉一日無銭旅行」と「鎌倉ロマンチカ」
都会でもなく田舎でもない観光地鎌倉から2つの試みを紹介します。「鎌倉一日無銭旅行」は、Buy nothing day鎌倉版。この日は、お店が知恵とユーモアを絞って「お金を使わず楽しめるネタ」を用意します。その心は…?「鎌倉ロマンチカ」は、急速にデジタル化 が進む社会で立ち止まってみる機会を提供しています。
アナログのよさを見直し、AKB(さて、何の略でしょう?)に依存しすぎない暮らし方、コミュニティのあり方を模索しています。http://ttkamakura.net/
いつものお店が一文無しでも利用することができる!
出会った人とタイミングで、おこる出来事。自分のギフトに出会える瞬間です。

いつの間にか、お手紙を書くことを忘れていた。大切な人に書く手紙。
びんせんにしたためると号泣してしまうことも。


紹介者は宇治香さん。


*トランジション浜松*
「フォレストガーデン(暮らしの森づくり)」
化石エネルギーを手にする前の過酷な労働。 ひもじい食卓。 低エネルギーの暮らしを想像するときにつきまとうそれらのイメージ。今そんなイメージを覆すために、世界で広げられている【農業後の未来】を作る活動 【フォレストガーデン】。
石油をはじめとする化石エネルギーを使わずに食料や暮らしの必要を満たすことは可能なのか? そして、追い詰められつつある人を含む生態系を再び復元することは可能なのか?
世界の流れに乗り、今年よりフォレストガーデンの実験が浜松ではじまりました。森がゆっくり育つように、小さく・ゆっくり。浜松で生まれている暮らしの森づくりにみなさんもつながりませんか?http://tthamamatsu.hamazo.tv/
野菜の苗を樹木の苗にかえて、植えてみよう。
森は豊かな生態系をつくります。コンパニオンプランツを意識しながら、お互いが支え合い、楽しみ合う空間をつくる実験です。
山の中ではなく、小さな空き地でもできるのです。


紹介者は大村淳さん。


*トランジション世田谷 茶沢会*
「地域を巻きこんだ市民発電と節電の取り組み」
トランジション世田谷 茶沢会は2010年発足。エネルギーシフトの学習会も始めていたのですが、そこで起きたのが3.11。地域の仲間を広げながら、実際に形にすることを目指 しました。そんな成果の一つが、市民がお金をだしあって地域の教会につけたカリタス下北沢ソーラー市民協同発電所。でも、エネルギーは電気だけでないし、 エネルギーの使い方をもっと考えなくては!
エネルギー大消費地、世田谷では、身の回りの「いとなみ」を快適なエネルギー生活に利用するために、あらたなまちづくりに取組んでいます。https://sites.google.com/site/ttsetagaya/
紹介者は、浅輪 剛博さん。
着実に、こつこつと活動し、大きなイベントも開催している。
そんな印象のTT世田谷。みんなでよく話し合い、無理をせず積み重ねてきたことに感動しました。





つづく