Daily Archives: 2012年12月7日

真の持続可能性と幸せに向けた地域社会づくり

地域社会の深い変容を促すトランジション・タウン運動が、
なぜ急速に世界中に広がっているのか?   
その秘密の一つは、この運動におけるコミュニケーションや
お互いの関係性のあり方にあります。

キットさんは非暴力コミュニケーションのベテラントレーナーで、
アメリカにおけるトランジション・タウン運動に数年間参加して
きました。世界各国でトランジションを起こしている人たちとの
国際電話会議をリードして、自分の経験を分かち合ってきました。

今回伊賀までボランティアの通訳・サポートチームとともに
足を運んで、その貴重な経験と智恵を分かち合ってくれます。
お話だけでなく、トランジションという新しい地域社会運動の
エッセンスを体感できるようなミニワークも予定しています。
講師も通訳陣も素晴らしい方々です。ぜひご参加ください。

尚、午後はまごころのコミュニケーションのワークショップを
行います。こちらもお薦めです。
http://soranoiee.exblog.jp/17315602/ 

●真の持続可能性と幸せに向けた地域社会づくり:
 トランジション・タウン運動に学ぶ
●日 時 12月22日(土)19:00−21:00
●場 所 同窓会館(三重県伊賀市別府740 愛農ヶ丘内)
●参加費 1500円 
●スケジュール
18:00 夕食交流会 (別途1000円) 要予約
19:00 トランジション・タウンの実践例とミニワーク
21:00 終了  
●主催 トランジション伊賀・地域通貨立ち上げ準備会
●協力 NPO法人 懐かしい未来、愛農会
●問い合わせ 鎌田 rajkumar@s3.dion.ne.jp

遠方の方で宿泊希望の場合、1泊1500円で同窓会館に
泊まれます。
夕食交流会からご参加の方は食事の準備などありますので、
必ず事前にご予約お願いします。

キット・ミラーさん
ガンジー非暴力研究所所長。心の中の暴力についての理解を
瞑想体験によって深めた後、非暴力についての学びと実践を
18年間積み重ねてきた。パーマカルチャーの認定資格も持ち、
自然との関係における非暴力的なあり方も実践している。
3人の子供がいて幸せな結婚生活を20年続けている。
http://www.gandhiinstitute.org/who-we-are/staff/

トランジション・タウンとは
ピークオイルと気候変動という危機を受け、市民の創意と工夫、
および地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会・
脱原発社会へ移行していくための地域に根ざした草の根運動です。
パーマカルチャーおよび自然建築の講師をしていたイギリス人
のロブ・ホプキンスが、2005年秋、イギリス南部デボン州の
小さな町トットネスで立ち上げ、今ではイギリス全土はもちろん
のこと、欧州各国、北南米、オセアニア、そして日本にも広がっ
ています。詳細はこちら→ http://www.transition-japan.net/

トランジション運動の特長
・異なる意見の人・団体とも丁寧に対話し、実践しながら、
 自分たち自身が変わっていくことを楽しむ。
・時代の転換をしっかり読み解き、本当に取り組むべきこと
 への共通認識を育む。
・地域の人びとの創造する力、主体的に係わる力を引き出す。
・地域にすでにあるものに着目しそれらを有機的につなげる。
・国内外のネットワークがあり、日本のほかの地域や世界の
 動きの良いところを取り入れる。